オパール宝石について

日本人に、人気の高い宝石はオパールです。人気の秘密は、やはり、あの色彩の鮮やかさにあるのではないでしょうか。今回は、虹色の秘密をさぐる、お勉強をちょっとしてみよう、と思います。 Tiffany ネックレス
オパールは、「蛋白石」とも呼ばれ、その名のとおり乳白色のものが多いのですが、中には、さまざまな色の状態で、発掘されるものがあります。その成分を調べてみると、少量のアルミニウム、カルシウムと鉄、そして、4〜11%の水分があること、がわかっています。つまり、この「不純物」こそがあの色彩の元だったのですね。
さらに、オパールのなかには、内部から、虹色のきらめきを発するものがあり、「遷色」「遊色」、と呼ばれて珍重され、このようなオパールは「ノーブルオパール」、と呼ばれています。
主な産地は、オーストラリアとメキシコ。色彩としては、ブラックオパールでは、「藍色を背景に、赤や緑の明るい光がパッチ状にきらめく遷色をもつもの」が、ファイアオパールでは、「橙色で透明な外観のうつくしいもの」が一般に評価されています。
電子顕微鏡で覗いていて見ると、球状の粒子が並んでいるのが確認でき、その粒子の大きさによって、光の屈折が変わり、異なる色彩を発生させているのがわかっています。
以上がオパールの虹色の秘密です。この勉強で、オパールをもっと好きになってくれたら、うれしいのですが。さあ、あとは、ご自身の目でお確かめください!シルバー ネックレス